ご挨拶

皆さま方におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
また、平素より当社事業に格別のご理解とご支援を賜りまして、心より御礼申し上げます。

当社は1931年の創業以来、メーカーの原点である「技術と品質」「スピードと革新性」にこだわり抜き、マーケットインの視点を大切にした真摯な「ものづくり」を通じ、「オンリーワン・カンパニー」となることでステークホルダーの皆さまに貢献することを目指してまいりました。

さて、我が国経済の先行きにつきましては、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続くことが期待されています。しかしながら、世界的な金融引締めにともなう影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっております。また、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響、さらに、令和6年能登半島地震の経済に与える影響に十分注意する必要があります。

当社グループはこのような経済環境の下で、システムソリューション事業の強化を進めつつ、グループの経営資源を有効に活用し、高品質と低コストを兼ね備えた製品を提供してまいりました。加えて、顧客の抱える課題に対するソリューションを提案することで新たな顧客価値を創造することを通じて、安定的かつ持続的な成長を実現し、更なる企業価値向上を図ってまいります。同時に、独自の生産・ICT技術を基盤とするディテールにこだわったモノづくり・コトづくりにより、お客様の多様なご要望と一歩先の潜在的なニーズに的確にお応えすることをパーパスとして掲げ、その下で「収益構造改革」「経費構造改革」「B/S改革」の三位一体の改革をグループミッションとして取り組んでまいります。そして、「目先の利益より将来の成長」「挑戦」「ステークホルダーへの還元」の3つにこだわり続けることで、マーケットにおいて独自の存在感を主張できる企業への転換を目指してまいりたいと考えております。

今後とも、当社および当社グループに対し、変わらぬお引き立てとご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2024年6月


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